かごしまんまだより
平成25年4月2日(火) かごしまんまだより 【私達には原材料情報を詳しく知る権利がある】
この度はご注文いただき、ありがとうございます。
商品は無事に届きましたでしょうか。
もともと添加物や農薬や遺伝子組み換えや界面活性剤などを避ける生活をしていました私ですが、
311以降はさらに放射能もそれに加わりました。
それら全てに満足に配慮したお店や生協はなかったのでこの会社を立ち上げたわけですが、
商品開発の際に各メーカーから送られてくる商品規格書(各商品の詳細を記載したもの。商品自体に印刷されている原材料をさらに厳密に記載したもの。)を見るたびに驚きます。
例えば商品の原材料には「乳化剤」としか記載されていませんが規格書には「ショ糖脂肪酸エステル」とあります。
これはショ糖と脂肪酸が結合したもので危険性はないと言われています。
でも化学合成物質です。食品ではありません。できれば取りたくありません。
しかしながら、乳化剤がないと舌触りが非常に悪くおいしくありません。
だから乳化剤を使用するのです。
また、一般的に流通している加工品やお菓子に使用される「植物油」も実はほぼ遺伝子組み換え不分別原料で作られています。
しかし、商品規格書に記載されているそれらの内容も商品自体には一切記載されません。
大豆やジャガ芋やトウモロコシの「非遺伝子組み換え」は表示されていても、悪い内容は記載されないのです。
でもかごしまんまの商品ページにはあえてできる限り詳細を掲載しています。
私達消費者には知る権利があると思うからです。
放射能の問題だけでなく、昔から多くの業者は安全よりも「売れるかどうか。おいしいかどうか」に視点を置いてきました。
業者が悪いのではありません。
消費者の多くが「安くておいしいもの」しか求めていないからです。
本物の味は高額になり、添加物の偽物の味に慣れた舌では美味しく感じることができず売れないのです。
そうして本来の製法で作った昔ながらの味は消滅していき、安価で化学合成物質や薬品まみれで見た目の良い食材や野菜が
どんどん売れていくのです。
悲しいですがこんな世の中では放射能防御への理解が低いのは当然の結果です。
かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。
もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。
また、50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。
見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。
それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。
しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。
ここなら安心して買い物ができる。
スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。
株式会社 かごしまんま
山下理江
2013-04-23 05:33:46
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