かごしまんまだより
平成28年8月19日 かごしまんまだより
【素敵な吉田自然農園さん】
みなさん、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家は恒例のキャンプをしました。
食材のほぼ全てをかごしまんまでまかなえる、というのは本当にストレスフリーでした。
特に肉類はトレーがないのでゴミも少なくて便利でしたね~。
餅も焼き肉と一緒に焼けて便利でした。しかし真夏の南国鹿児島でやごろう豚の焼き肉セット1kgを焚き火台で炭火を満載にしてやる焼き肉は、なかなか過酷で苦行でした(笑)。
あまりの暑さと熱さに半分しか食べられませんでした。
暑すぎて寝袋もとうとう1回も使わずじまいでした。
また、久しぶりに行った歯医者さんに入った途端、パンドォルさん(かごしまんまパンを作ってくださる)と吉田自然農園さんに立て続けにお会いして「なんなんだ今日は・・・?」とびっくりさせられるお盆最終日を過ごしたりえしです。
いくら田舎の鹿屋市にだって歯医者くらいはたくさんあるんですよ。世の中は狭すぎます!
うだるような暑さの鹿児島ですが、今年は吉田自然農園さんの野菜が元気です。
今週と来週の2週連続でなんと3品種づつ野菜セットに入る(予定)です。
今週はツルムラサキ、バジル、モロヘイヤ。
来週はツルムラサキ、モロヘイヤ、エンサイ(空芯菜のこと)が入れられるとのこと。
頼もしいですね~嬉しいですね~。
えっ?そんな珍しい名前のお野菜は知らない?
大丈夫です。野菜セット内容イラストにレシピをお付けします。
また、かごしまんまの野菜は新鮮で農薬をあまり使っていないので野菜自体に力があるので、大概はゆでるか炒めるか味噌汁か天ぷらにするだけで超美味しい1品が出来上がりますヨ。
無・減農薬栽培を頑張る生産者さんにもパターンがありまして、大きくわけて
①絶対ムシをいれないぞ!
②ムシと共存するぞ!
③ムシがつかない野菜をつくるぞ!
の3パターンなのですが、吉田自然農園さんは③の『ムシがつかない野菜を作るぞ』派なので、おのずと珍しい野菜が多くなってきます。
でもとっても美味しいんですよ。
どうぞその味の濃さと美味しさにびっくりしてください。
しかしその吉田自然農園さんをもっと悩ませるのは、猿やイノシシやタヌキです。
羽を痛めたカラスを、羽を吊って大切に保護・飼育している吉田さん。
吉田さんにとっては畑を荒らす憎き害獣も大切な命ある生き物です。
罠や銃で殺すことは絶対にしたくありません。
畑ごとに犬をつないで飼って、動物が来ないように工夫をしていますがなかなか根本策はありません・・・。
農薬をなるべく使わずに農業をやりつつ自然と共存することは、実際にやってみるととんでもなく大変な事なのです。
吉田さんに心から感謝ですね。
余談ですが、吉田自然農園さんはお母さんと息子さんのお二人でやってらっしゃるのですが、息子さんは仙人みたいな髪型で、なんと昭和47年製のトラックに野菜を載せてやってきます。
車も、ある一定レベルをも超えた古さで現役ですとむしろ味が出てかっこよく見えるんです。
歯医者さんでもしっかり目立っていました。
- 2022.04.07
- 17:43
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