かごしまんまだより
平成28年8月2日 かごしまんまだより
【かごしまんま災害等支援活動基金の中間収支報告】
みなさんからの寄付金の総額は7月26日時点で104万円にも達しました。
神様からお預かりした大切なお金と思い、今日まで活動してきています。
7月26日時点での収支報告を全てできるだけ詳細に記述し、かごしまんまのHPに掲載しました。
(かごしまんまHP⇒ブログ⇒かごしまんまのつれづれ⇒かごしまんま災害等支援活動基金 収支報告 参照)
直接行動して被災地の皆さんに直接届く支援を目指して、手探りでスタートしました。
被災地を廻るうち、公的な避難所では支援物資の差し入れ等を公的な方々から沢山おことわりされたので(当時は公的機関に全国からの支援物資が溢れている状況)、避難所に物資を運ぶことはやめました。震災直後は公的なボランティア団体は形ばかりであまり機能していませんでした。公的な方々や機関とは距離を置いて活動することに決めました。しかし初めての支援活動でどうしたらいいのかわかりません。現地にご迷惑をかけたら元も子もありません。そこで、支援活動に慣れている民間のボランティア団体のサポートにまわることに決めました。
民間ボランティア団体はこれまで多くの災害地で活動してきているので動きが迅速で本当に感動しました。
かごしまんま基金では、震災直後の物不足・食糧不足の頃はボランティアさんたちの為の炊き出しをし、落ち着いてからは民間ボランティア団体ではすぐに買うことができないものを鹿児島で購入したりやインターネットで注文したりして届けました。民間ボランティア団体をこのように支援することで、無理をすることなく、被災地の方々への直接的で必要な支援が迅速にできたと感じます。
かごしまんまのある鹿屋市から熊本市・益城町へは往復400kmで、高速道路を使用しても移動だけで8時間かかります。支援活動は無理なく継続することが大切だと考え、現地入りする日の交通費・食事等の諸経費は全て基金から支出することにしました。そうすることで金銭的にも精神的にも身体的にも負担がかからず、毎回積極的な気持ちで行くことができます。震災直後は道路状況が混乱していて夜遅くまで帰れずに近隣のホテルに宿泊しました。夜明け前に出発して帰宅が夜遅くなる日にご飯を作らないで済むのは本当に助かりました。
もう熊本震災に関する報道はほとんどなくなりましたが、益城町をはじめまだまだ現地は震災直後とあまり変わらぬ風景です。避難生活を余儀なくされている方も多く、各民間ボランティア団体も作業を続ける日々です。
これからも無理なく意欲的に継続的な活動を続けていきます。ご支援くださる方もどうぞ無理なくお願いします。
『かごしまんま災害等支援活動基金』
ゆうちょ銀行口座 記号17840 番号30541631
ゆうちょ銀行 店名 七八八 店番 788 預金種目 普通預金 口座番号 3054163
- 2022.04.07
- 17:14
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