かごしまんまだより

平成28年7月15日 【原発の一時停止と点検を訴える鹿児島県知事誕生】【先週末は鹿屋周辺は豪雨でした】


【原発の一時停止と点検を訴える鹿児島県知事誕生】
今回の参院選については色々と悲しく悔しく思うところはありますが、同日に行われた鹿児島県知事選では原発の一時停止と点検を訴えた三反園氏が現職の伊藤知事を破り初当選しました。

これは大きな一歩ですね。

ここで伊藤知事についておさらいしましょう。

伊藤知事は東日本大震災後、全国で一番最初に原発の再稼働に合意したり、熊本地震があっても「原発は大丈夫♡」と豪語したり、「女子高生にサイン・コサイン・タンジェントを教えて意味があるのか」と発言したり、利用者が少ない鹿児島-上海線の飛行機を廃止させないように県職員を1000人規模で引き連れて上海へ視察(という名の無駄使い)をしたり、商業施設ドルフィンポートを潰して豪華な体育館を立てようとして多くの県民から反感を買いました。

しかし鹿児島は風土的に保守基盤が固い土地ですから今回も伊藤陣営の圧勝かと思われていました。
さすがに女性蔑視発言や公費の無駄遣いばかりしていては離れていく人が多かったようです。

三反園氏の当選は涙が出るほど嬉しかったです。
川内原発に万が一のことがあれば、かごしまんまはおろか九州の農業・漁業の終了を意味することでしょう。

九州の食は日本の生命線です。

本当は一時停止ではなく即廃炉を切に望むところではありますが、まずは三反園氏が「新しい解釈」などというとんでもない事を平気で言って公約を破ったりしないように、一県民として目を光らせながら川内原発が停止する日を待ちたいと思います。


【先週末は鹿屋周辺は豪雨でした】
関東では水不足が深刻なのに、こちら鹿屋市では雨が降り過ぎで避難警報が出されたほどのひどい雨の週末でした。
市街地の道路はウユニ塩湖のようになり、あちこちの下水道から水が噴水のようにゴボゴボしていました。

この大雨と気温と湿度の高さで多くの野菜が傷みました。

雨に打たれ過ぎてゴーヤは収穫前に多くの先端が溶けてしまいました。
乾燥した土地を好むトマトやミニトマトは、梅雨時期に多くが水分を含み過ぎてパンパンになって皮が裂けてしまい売り物にならなくなります。
春に収穫して貯蔵していた玉ねぎや人参は品質も低下し量も少なくなりますので今週か来週で終わりです。

しかしこの暑さに導かれてオクラやナスやキュウリが出始めました。

これからの野菜セットは真夏の野菜へとシフトしていきます。
灼熱の鹿児島ではなかなか11品種揃わないので、屋内栽培のモヤシが入る時期もあります。
無・減農薬栽培では化学肥料や農薬を極力使用しないので旬の野菜以外はなかなか育ちません。

キャベツや玉ねぎ・ニンジンなどのレギュラー選手は姿を消し、葉物も少なくなっていきますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

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