かごしまんまだより
平成28年1月19日 【冬野菜が大きくて段ボールに入らない】【受験生時代よりも楽しく勉強している】
【冬野菜が大きくて段ボールに入らない】
さすがの南国鹿児島も朝晩は霜がうっすら降りるなど冬本番になってきています。
しかし氷点下になることはまだあまりありません。
今年はあったかいですね。
このちょうどいい寒さが野菜の天敵である虫や細菌やカビの活動を抑え、冬の野菜たちをどんどん元気にして大きくしています。
野菜セットだけで段ボールがいっぱいになってしまう、という危機(?)に面しています。
大根生産者さんには「あまり大きすぎるのは入らないので中くらいのものをお願いします」と贅沢(?)なお願いを毎回しています。
白菜やキャベツの生産者さんからは「今年は野菜が元気で大きいものしかない」と断言されています(涙)。
また、泣く泣く今週からブロッコリーの茎を半分カットしています。
発送日の前日に収穫する減農薬ブロッコリーなので茎も美味しく食べられるのでカットするのは非常に心苦しいのですが、箱に入らないんです。
でも平岡農園さんのこの時期の深ねぎは青い葉の先端まで丸ごと美味しく食べられるので、カットせずに青い部分の先まで全部入れてもらって二つ折りにしてなんとか段ボールに入れています。
この時期のごちそうなので、ぜひ青い葉の部分も捨てずに炒めたり煮物に入れたりして食べてくださいネ。
大人気の紅はるか芋も生産者さんがたくさん入れてくださるのでこの時期のかごしまんま段ボールはいつもギュウギュウです。
鹿児島ではこの時期の野菜が一番元気でバラエティに富んでいて美味しい時期だと思います。
虫や細菌類の活動も低いので、農薬もあまり使用しなくてすむいい時期でもあります。
どうぞ今週も安心して思いっきり新鮮でおいしい旬の野菜をたくさん食べてくださいネ。
【受験生時代よりも楽しく勉強している】
センター試験をはじめ受験シーズンまっさかりですね。
学生の頃は受け身の勉強で意欲もそれほどなかったのですが、311以降いまや私達は放射能の単位や核種、原発の仕組み、憲法、遺伝子組み換え、添加物、農薬、予防接種、ハンセン病、水俣病、近隣諸国との歴史・・・。
いつのまにか色々意欲を持って勉強するようになりましたネ。
311以降に買った本の棚を眺めていくと自分にびっくりします。
自由な時間が沢山あったはずの学生の頃に、こんな風に意欲的に色々勉強していたらもっとよかったなあ、と苦笑しています。
日本に住んでいる限り、放射能や遺伝子組み換えや農薬や添加物などを完璧に避けていくことは無理なことかもしれませんが、だからといって思考を閉ざさず、悲観せず、できることを無理せずやるという気持ちを捨てず、他の諸問題にも目を向けて常にアンテナをたてて自分の扉を開けているようにしていきたいな、と思っています。
今年も安心で美味しいもの、たくさん商品UPしていきますネ。
だって美味しいもの食べているときって、すっごく幸せになるじゃないですか。
一般の商品よりも不格好なものばかり。
しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものです。ここなら安心して買い物ができる。
スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをかごしまんまでは今年も変わらず提供し続けていきたいと願います。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。
同じ空の下、心から願っています。
- 2019.05.02
- 15:44
- かごしまんまだより