かごしまんまだより

平成27年7月14日 かごしまんまだより【鹿児島野菜の価格が高騰中です】

この度はありがとうございます。商品は無事に届きましたでしょうか。

【鹿児島の梅雨明けは台風11号通過後か】

鹿児島はまだ雨が降ったりやんだりの毎日です(涙)。

この様子ですと台風11号が通過するまでは梅雨明け宣言はなさそうです。

記録的な長雨による日照不足でトマトやキュウリの色づきが悪かったり、湿気や水分多量によりタマネギやピーマンやじゃが芋の状態が全体的に悪かったり葉物野菜の根元付近が溶けやすくなっていたりしています。

野菜のコンディションがあまり良好とは言えず、また、全体的にお野菜の味が薄く感じます。本当にすみません。

お日様が雲に隠れていると、こんなにも野菜の力や味がなくなってしまうものなのですね。

最寄りの温泉の野菜販売コーナーは例年ですとこの時期はゴーヤ、ナス、ピーマン、トマト、ツルムラサキ、トウモロコシ、キュウリなど夏野菜が沢山並んでいるのに、トマトとキュウリとニンニクくらいしかなく他の野菜は長雨による生育不良で惨敗です。

ご近所の野菜の無人直売所はとうとう売るものがなくなって1週間くらいシャッターが閉まったままです。

【鹿児島野菜の価格が高騰中です】

かごしまんまはあらかじめ生産者さんと価格や数量を取り決めて1年を通して直接仕入れ続けているため、野菜の価格に大打撃を受けることはそんなにはないのですが、全体の収穫量に左右される為、1品種ごとの量が多くなったり少なくなったりします。

この67月は長雨で収穫量が激減しているため、1品種ごとの量が少な目になってしまって申し訳なく思います。

本当にすみません。

近所のスーパーに行くといきなり野菜の値段が通常価格の倍以上になっていることもしばしば。

でもこれは決して農家さんたちが儲けようとしているわけではありません。

鹿児島は雨続きで畑の土が乾く暇がなく、気温が高くて湿気があるので野菜を病気にさせたり腐らせたりする細菌やカビ等が活躍中です。

例えばジャガイモ。

雨の合間に収穫しても収穫した半分以上の芋が傷んでいることもあります。

すると収穫量も労働時間も通常の倍以上になります。

よって野菜の価格も通常の倍以上にせざるを得なくなるのです。

また、梅雨が明けても今年は秋くらいまで野菜が少なかったり高値であったりすることが予想されます。

これは夏野菜や秋野菜の多くが梅雨時期に種まきや植え付けなどをしなければいけないからです。

農家さんたちにとって今年の長雨は本当に死活問題です。

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