かごしまんまだより
平成26年3月28日(金) かごしまんまだより 【増税と値上げ】
【増税と値上げ】
4月から消費税率が8%に上がるのを機に、製造元も生産者も運送業者も値上げする動きがあります。
これは、今までガソリンや飼料や資材や原料が高騰していくのに、消費者離れを恐れて商品の値上げをなかなかできなかった苦しい事情があります。
農業や畜産業は資材・飼料の多くを輸入のものに頼っています。
これらは為替市場の影響をもろに受けます。
しかしながら急に飼料が高騰しても牛乳や肉類の値段を上げられないのが実情です。
生産者は今まで耐えてきました。
でも4月の増税でこれ以上の価格の据え置きは難しくなり、いよいよ価格の見直しをする、という生産者が多いのです。
決して軽い気持ちの便乗値上げではありません。
消費者も苦しいですが、生産者もずっとずっと苦しんできています。
どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。
かごしまんまも商品の一部がそういった生産者から値上がりの告知を受けて改定しております。
すみません。
また、ヤマト運輸さんがクール便の料金を3倍上げます。
いきなり3倍も上がるのは本当に厳しいですし本当に理不尽に思いますので、配送業者と発送体制の見直しをしているところです。
具体的には、配送業者を変えて現在の週2日の発送日を週3日に増やそうかどうかと検討しています。
おそらく6月あたりから発送日を火・水・金にして、皆様の家へのお届けが木・金・日になるように改変すると思います。
4月から多くの国民の生活がちょっとづつ苦しくなりそうですね。
しかも現在の消費税増税時には価格表示は税込にしなければいけなかったのに、今回、国は「税抜き価格表示でもよい」と言っています。
国民の生活の一番根底で大事な事なのに、国がコロコロ方針を変えていいのでしょうかと疑問に思います。
しかしいつも選挙の投票率は低迷している現状。
各地の原発も再稼働に向かいつつあります。
この国の一般の人々の政治への無関心さには悲しくなりますね。
選挙に関心がなく国が決めること・決めたことをいつも消極的に受け入れ、抗議の声を上げる人が諸外国に比べて圧倒的に少ない。
TVや新聞の情報を鵜呑みにして他の情報を自分から取りに行こうとしない。
それが多くの日本人ではないでしょうか。
TVや新聞以外の情報はいくら正しくてもなぜかなかなか受け入れられません。
ましてやTVや新聞の論評と反対意見や反対情報はなおさら信用されません。
この国民性が変わっていかなければ,
この国の政治はよくならないし、ころころ政府の方針が変わるし、レベル7の過酷事故が未だ収束の見通しもたっていないし、各地の原発の安全性も疑問視のまま原発も再稼働し、でもチェルノブイリ事故はひどかったが日本の放射能は安全だ、というへんてこなことになってしまうのでしょう。。。。。
それでも私たち親の凛とした後姿を見て、私たちの子供達が何かを学び、強く育っていって欲しいと願う今日この頃です。
いつか大きくなって今の子供達が親になった時などに、私達の願いや想いはきっと伝わると思います。
- 2014.07.24
- 11:53
- かごしまんまだより