まんまレシピ
Let's try!ポット野菜
【ポット野菜のてびき】
①到着したらすぐにビニール袋を外そう!
葉っぱも私達と同様、呼吸している。
ビニール袋をかぶっていると私達も蒸れてしまうのと同じだ。
蒸れて窒息して枯れちゃうぞ。
ビニール袋をかぶせて放置してしまった悲惨な例。
お亡くなりになってしまった。
②お水を上げるときは優しく。
ジョーロや霧吹きを使うといいぞ。
蛇口から直接かけた悲惨な例。
ベビーちゃんなので優しく水をかけないと倒れるぞ。
たくさん水をあげてもよいが、底の穴からちゃんと水が出ていくようにしておこう。
水が溜まったままだったり、閉め切り状態の部屋だったり、
空気の流れがない状況だったりすると、カビが生えて死んでしまうぞ。
③風通しの良いところ、明るいところがすくすく育ちやすいぞ。
赤ちゃんにはまだ直射日光は強すぎる。
また、強風ももってのほかである。
人間のベビーちゃんと同じだと思って育てよう!
元気に育っている例。
しかしもうポットでは限界だ。
さあ、収穫して美味しく食べよう!
1つのポットでこれだけ収穫できる。
(これはミックスレタス)
え?
もっと大きく、普通のレタスのような感じに育てたい?
そりゃ大変だ。
君は野菜の作り方を知ってるかい?
実は野菜の多くがまず苗まではこのようなポットで生まれて幼少期を過ごす。
ここから大人の立派な野菜に成長させるには、ポットから出してプランターや畑に植え付けていくのだ。
君もやってみるかい?
そうか・・・。
野菜を育てるのは結構大変だけどいいのかい?
ポットではベビーちゃんたちが密集しているから、1つ1つ絡まっている根っこを優しくほぐして間隔をあけて植え付けていくんだ。
プランターに植え付けた例。
畑に植え付けた例。
植え付けたあと1週間くらいは毎日じょうろで優しく水をあげよう。
はじめはしんなり倒れていたりしていても、数日間でどんどん元気になっていくよ。
根付かず、死んでしまうものも一定数出るが気にしない気にしない。
ここで自然界の掟を。
植え付けた全てのベビーちゃんたちが立派に育つわけではない。
マンボウの卵が全て生き残るのではないのと同じだ。
スイカや柿の種を庭に飛ばしても、全てが生えてくるわけではない。
生態系の掟に従って、死んでいくものもいれば生き残るものもいる。
ベビーレタスちゃんたちも、淘汰されて生き残った者たちだけが大きく立派なレタスに成長するのだ。
これは、僕たち私達がふだん美味しく食べているサニーレタス。
1つの種がこんな立派なレタスになるまで、いくつもの工程がある。
生産者さんって、本当にすごいんだね!
- 2021.05.01
- 14:33
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