かごしまんまだより
平成25年10月4日(金) かごしまんまだより(いつでも被害者側になりうる社会)
この前の日曜日は小学校の運動会でした。
雨乞いをするほど降雨量が少なかった鹿児島ですが、その日はなぜか雨降りでした。いったいどんな強烈な雨男がいたのでしょうか。
観戦のテントの中でふと隣の家族を見ると、子供達が美味しそうな某有名メーカーのおせんべいやお菓子や仕出し弁当を食べています。
鹿児島では運動会に豪華な仕出し弁当をお店に注文して持参するご家庭も多いのですが、今の九州では手に入らないニンジンやレタスにキャベツ、そしてサバの焼き魚、海老なども豪華に盛り付けられていました。
政府や自治体がもっと国民の命と健康を守る姿勢なら、それを見ても悲しい気持ちにはならないだろうな・・・・と思いました。
経済優先の日本では、私達ひとりひとりが自分の意志で勉強して調べてそして考えて行動しなければ、「被害者」側にいつでもなりうる社会なのだな、と思います。
子宮頸がんワクチンの被害者の方やその親御さんのツイートやブログを読んでみると、胸が張り裂けるような思いになります。
彼女たちは、国が決めたそのワクチンを打って「被害者」にさせられました。
いまだ医療費も生活も学業もなんにも保障されておりません。
そんな狂った話があるでしょうか。
国が決めた数値ややり方は本当にあっているのでしょうか。
多くの人たちは自分が「被害者」になってから気づくのでしょうか。
哀しみと憤りを感じずにはいられません。
さて、今回は野菜セット内容が秋の息吹を感じられるようなものとなりました。
まだまだキャベツなど葉物野菜は高騰中ですが、契約農家さんの葉物が収穫できるようになりました。
ただ、まだ葉物の旬ではなく、ほうれん草は今回の種まき分はダメになってしまったとのことです。
せっかく畑を耕して、丁寧に種まきして、芽が出たら間引きしていって、大切に育てたものが、ダメになるつらさ、そして収入が0になる。それでも機械・資材のローンを返済し、燃料の高騰に頭を抱える・・・。
そういういくつもの苦労や困難を乗り越えて私たちの食卓にやってきてくれたということを想像しながら野菜を食べるとまたひときわ美味しさが違いますね。
農家の皆さんに心から感謝です。
そして日本の農業を守るにはもっと体制を変えないといけないな、と本当に思います。
これから秋野菜がどんどん出てくる季節です。楽しみですね!
秋冬野菜はボリュームがあり、夏のあいだよりも野菜セットと同梱できる量も減っていきます。
特に米・パン・あられ・卵・ケーキ類は1箱に同梱できる量がぐっと少なくなります。ご了承ください。
かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。
もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。
50km離れた桜島からの灰もかぶっています。
すみませんが丁寧に洗って食べてください。
減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。
それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。
それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜に腐敗・凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。
しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。
ここなら安心して買い物ができる。
スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。
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