かごしまんまつれづれ
三清屋さんの黒豚牧場見学
かごしまんまの大人気商品「 肉汁じゅんわり!鹿児島黒豚無添加ソーセージ」の生産者・三清屋さんの牧場見学に行ってまいりました。
三清屋さんの牧場は、高隈山系の中腹にあります。
セカンドギアに入れて運転しないと走らないような山道を車で登り、到着しました。
車内から出ると全身を包むかのような山の緑の空気!ほんのりひんやり気持ちいい。
牧場にある広々とした運動場。そこに黒豚さんたちは佇んでいました。
私たち人間に気づいて、興味津々。近づいてきます。
いらっしゃい~。木の枝を加えた黒豚さんがお出迎え。
広くて開放的な畜舎。通常の養豚場のようなコンクリートの床ではなく、シラス(鹿児島独特の多孔質の砂)を敷いたふかふかな床です。
ぎゅうぎゅう詰めにされているのではなく、広すぎるといっていいくらいの空間で飼育されているのが印象的です。
不思議と豚舎特有の強烈な臭いがありません。
これは、米ぬか菌を発酵させてできたTY菌を餌や畑や牧場に撒いているので、菌の力で豚独特の臭さや糞尿臭がなくなるのだということです。
三清屋さんでは純粋の六白バークシャー種という超貴重なこの黒豚を、生後3か月から10か月以上の長い期間をかけて飼育します。
豚さんに飲ませてあげる水も、ここの地下87mから汲み上げた非常においしいph7.4の天然の弱アルカリイオン水です。
三清屋さんの田中武雄社長。
黒豚さんたちを見つめる目はとっても優しくて愛情にあふれています。
黒豚さんたちの飼料。
配合飼料ではなく、豚の成育に必要で安全なものを単品で各々取り寄せ、牧場内にある攪拌機で毎日かき混ぜて飼料を作ります。
抗生物質、成長ホルモン剤、消毒剤などの薬や化学的な添加物は一切使いません。
飼料の材料をかき混ぜる攪拌機。
これ、なんでしょう??
実は豚の糞です。
米ぬかの菌を発酵させたTY菌の力でまったくもって臭いがしません。見た目もただの黒土です。驚きです。
豚の糞に床材のシラスと落ち葉が入り、とってもいい畑の肥料になってます。
「とってもサラサラしていて、臭いがないんだよ~」と説明してくださ
る田中社長。
こんな素晴らしい環境と飼育方法でのびのびと育つ豚さん。
また会いに来るね~
2012-05-24 07:04:57
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