放射能測定
鹿児島県産 原木干椎茸の放射能検査結果
鹿児島県産の原木干椎茸の放射能検査をしました。
ATOMTEX社製「AT1320A」という測定器で46500秒測定の結果、Cs-137が5.07Bq/kg未満、Cs-134が4.70Bq/kg未満の不検出でした。
測定して頂きましたこどもみらい測定所の説明によりますと 、
『検出下限値未満ですと、「不検出」という扱いです。
今回の検査結果は、Cs-137の可能性が2.85Bq/kgほどあるかもしれない、ということですが、
統計的に100%以上の不確かさですので、数値に信頼性はございません。
そこで、合算10Bq/kg程未満の不検出、となります。この「検出下限値」が高めなのは、干しシイタケの比重が軽いことによります。
比重が重い場合、もっと検出下限値は下がって参ります。しかし、今回の測定で、十分に低い値で不検出であると言えるかと思います。』
今回はこのような結果でした。
鹿児島県産の食材といえども、私たちは常にアンテナを張り、放射能検査をしていき、情報を公開し共有していくべきだと考えます。
そしてその情報をもとに、個人個人が勉強し判断していくべきだと思います。
放射能検査は高額で、零細企業にとってはとても負担ですが、できるかぎり頑張っていこうと思います。
放射能検査の詳細公開と食材の原材料の詳しい産地公開。
これこそが今、消費者が食料品業界に求めていることなのです。
「国産」が安心な時代はもう終わりました。
生産者に原材料をインタビューすると、たまに「国産」としかわからないものもでてきます。それではいけないと思います。
そういうものをなくしていくためにはまず、私たち小売業者が消費者の声を代弁し、生産者に伝えていくことだと思います。
そして消費者である私たちも、メーカーや生産者やお店にどんどん伝えていくことだと思います。
いろいろ壁を感じることも多いですが、ともにこの時代を生きていくために、そしてよりよい日本にしていくために頑張っていきましょう。
2012-06-22 12:56:26
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